【トラベルルールってなに?】
【トラベルルールでやれることは変わるの?】
など仮想通貨取引している人なら一度は聞いたことがあるワードではないでしょうか?
そこで今回はトラベルルールについてとGMOコインはどのように対応されてるかをお伝えできればと思います。
トラベルルールについて今から覚えておけば今後困ることはないですよ~
トラベルルールとは
「利用者の依頼を受けて暗号資産の送付を行う暗号資産交換業者は、送付依頼人と受取人に関する一定の事項を、送付先となる受取人側の暗号資産交換業者に通知しなければならない」というルールのことになります。
難しい用語並べられてもいまいちわからない
簡単に言うと違法行為が行われた場合に送金者を追跡・特定できるためのルールです。
この目的として犯罪者やテロリスト等が決済手段として仮想通貨を用いることを防ぐために定められています。
トラベルルール対応によって仮想通貨送金時に必要になる情報
日本国内の暗号資産取引所から外部に仮想通貨を送金したいユーザーは、送金時にこれらの情報を取引所側に提出しなければならない仕組みとなっています。
- 受取人の氏名とフリガナ/法人名
- 受取人のアルファベット氏名/法人名
- 送付先名(取引所の名称等)
- 送付先の国地域(取引所の名称等)
- 送付先の郵便番号
- 受取人との関係性
- 送付目的
暗号資産取引所に提出しなければならない情報は「受取人が誰であるか」や「受取先は取引所かウォレットか」などによって変わる仕組みで、受取人が自分自身の場合は「送付先の取引所名や国地域」などの指定が必要、受取人が本人以外の場合は「受取人の氏名や関係性」なども指定する必要があります。
日本国内の暗号資産取引所は「事前に送金先のウォレットアドレスを登録しておいて、送金時にそのウォレットを選ぶ」という方法が一般的であるため、受取人の情報などはアドレス登録時に入力するだけで済む形となっています。
GMOコインのトラベルルールへの対応
GMOコインは2023年5月31日に、トラベルルールへの対応を2023年5月31日12:00に開始することを発表し、トラベルルール対応後に適用される暗号資産の預入・送付の仕組みに関する詳細を発表しました。
このルール変わるとどうなるの?
ルールが変わった際に預入時の送付元情報確認結果によっては暗号資産の預入を断る場合があり、反映が断られた場合でも暗号資産の返送はできないと発表されている。
簡単にいうと、今まで送金できてた取引所に送金ができなくなる可能性があるということです。
なので、今であれば対応できるため、資産を移動させたい方は5月31日までに移動させるようにしましょう!
GMOコインはトラベルルール対応ソリューション「Sygna Hub」を利用しており、法律等で定められた通知事項を送付先の暗号資産交換業者へ通知します。
GMOコイン送金できる送付先とできない送付先一覧
送金できる送付先
- 金融庁が指定する国・地域に属さない外国暗号資産交換業者
- Metamaskなどのプライベートウォレット
- 【Sygnaを利用する国内暗号資産交換業者】
・ビットバンク株式会社
・フォビジャパン株式会社
・BTCボックス株式会社
・株式会社DMM Bitcoin
・株式会社カイカエクスチェンジ
・SBI VCトレード株式会社
・楽天ウォレット株式会社
・LVC Xenesis株式会社
・株式会社マーキュリー
・東京ハッシュ株式会社
・株式会社ビットポイントジャパン
・Himalaya Japan株式会社
・Amber Japan株式会社
・オーケーコイン・ジャパン株式会社
・CoinBest株式会社
・株式会社coinbook
一覧で述べましたが、NFTの取引をするMetamaskや利用者の多いビットバンク、DMM Bitcoinなどへは引き続き送金が行えます!!
送金できない送付先
【Sygnaを利用していない国内暗号資産交換業者】
・株式会社bitFlyer
・コインチェック株式会社
・株式会社CryptoGarage
bitflyerやコインチェックは利用者も多いと思いますので送金が今後はできなくなりますので注意しましょう~
bitflyerやコインチェックなどからのMetamaskなどのプライベートウォレットへの送金は引き続き可能になりますのでその点は注意なくても大丈夫です。
また、金融庁が指定する国・地域に属する外国暗号資産交換業者には、採用するトラベルルール対応ソリューションが一致する場合でも暗号資産を送付することができないとされています(※金融庁指定の国に属さない取引所への送付は可能)。(金融庁が指定する国としてアメリカ合衆国、カナダ、大韓民国、シンガポールなどがあげられる)
海外の暗号資産取引所への送金は可能?
ここに関してはまだ明確な指標は出ておりませんが、国内取引所から海外取引所への送金はできなくなる可能性もあります。
なので今後は「国内取引所→ウォレット→海外取引所」という形でウォレット(Metamaskなど)を通して送金することになるかもしれません。
まとめ
- GMOコインからCoincheckやbitflyerへの送金はできない
- GMOコインから海外の取引所に直接送れなくなるかも
- 海外取引所に送る場合、Metamaskなどのプライベートウォレットを通しての送金になるかも
今まで通りNFTを買う際はGMOコインからMetamaskに送金して購入することは可能なのでNFTを買われるだけの方には問題ないかなと思いますが、仮想通貨の取引を海外も含めてする方にはこのトラベルルールを意識しておきましょう!
GMOコイン今から始められる方は大歓迎です。
以前の記事でも紹介させていただいてますのでそちらを参考にしていただければと思います。
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